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0を数える

0を数える

100年の暦
20世紀から21世紀へと時代が移った。新しい世紀を迎え、皆様方
の周りで、明るい展開はみられるだろうか。2001年のカレンダーを
見ながら、今年のスケジュールを考えている人も多いだろう。
 一方、最近の報道をみると、相変わらず、社会や教育のひずみを
示すニュースが続いている。日本の政治は混沌とし、経済状況もなか
なか上向いてこない。どうも、季節とともに世の中も寒々している
ような気がする。
 さて、ここで暦について若干語ろう。21世紀とは2001~2100年
までだが、なぜだろうか。かつて暦を調節した時、紀元前100年から
紀元前1年までの100年間を紀元前1世紀とした。そして、紀元後
1-100年を1世紀とまとめた。ここには0年がない。0は16世紀に
インドで発見されたのである。日本では、年齢を数える時に
「数え」と「満」の2つの方法がある。月の暦でも、1月から始まって
12月、その次は0ではなくまた1月だから、普通の感覚では、数えの
方がわかりやすいかもしれない。
 1年の最初は1月~2月という寒い冬の季節から始まる。しかし、
初春という季語が示すように、春という字から物事が始まるのが、
日本人には合っているのだろう。気候は冷たく身体は凍えていても、
心の中は春と感じて、雪解けの日を待ち望んでいるのである。
 寒暖計を見ると、0度の目盛り付近の気温が続いている。体調を
崩さぬように、心の中は将来の希望で熱く燃え盛っていてほしい。
また、100年後の教育や国づくりを考えながら、日本の国もフリーズ
することなく発展していってほしい。

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