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わからないのがよい

わからないのがよい

映画やテレビドラマのストーリーは、時代とともに変わって
きている。以前には、純愛ロマンスに涙したり、大金目的の
銀行強盗にハラハラしたりと。私たちの夢や希望が、そこに
投影されていた。
 現代、豊かな日本では、物や金を得るという筋書きはあまり
流行らない。一方、人と人との心理的な関わりを描いたヒューマン
もの、サイコサスペンス、コメディなどに、人気があるようだ。
 そういえば、先日、映画をみた。「What women want(女性
が欲しがっているもの)」。あるハンサムな男性は、女性の心を
瞬時に読める才能がある。女性の考えが手に取るようにわかる
ので、思い通りにコントロールできる気がする。でも、毎朝、
「おはよう」と愛想良く声をかけてくれる女子事務員の本心が、
全く正反対であることを知り、愕然!。悩んでみても仕方がない。
羨ましいようだが、そうではないようである。
 逆のパターンである日本映画の「サトラレ」もあった。
主人公は、若い外科医で、子供の頃から秀才の誉れ高い青年。
念の力があまりに強いため、考えていることが周囲の人々に筒抜け
になってしまう。自分の気持ちがすべて悟られてしまうのだ。
ガールフレンドに愛の告白をしようとする時には、すでに相手は
知っているということ。
 私たち人間は、他の動物と異なって言葉によって相互に理解
できる。ある程度はわかりあえるが、お互いに気持ちがはっきり
わからない部分があるから、うまくつきあっていけるのでは
ないだろうか?

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